
原作・作画 | 長田龍伯 |
出版社 | 講談社 |
掲載誌 | 別冊少年マガジン |
レーベル | 講談社コミックスマガジン |
ジャンル | ミステリー、スプラッター、モンスター、バトル |

この漫画はこんな人にオススメです!
・パニックホラーが好き!
・グロテスクやスプラッター要素に耐性がある!
・気持ち悪いデザインに魅力を感じる。
・短く完結している漫画が好き!
・人が食べられる作品は見慣れている!
漫画:『アビス』の説明書
主人公『檀 ヒビキ』はある日、記憶を失った状態である施設の浸水した一室で目が覚める。
手には謎の機械が握られており、覚えているのは自身の名前だけ。
そんな中出会えたのは、『柊 サクラ』『岬 ハル』『伏 ユウト』『窪 タケト』の四人。
そして異形の見た目に、人を捕食する謎のバケモノ。
主人公を含めた5人は『アヴィリティ・トリガー』と呼ばれる謎の機械で超常的能力を使い、
施設からの脱出を図る。
この世界の正体は?人を捕食するバケモノ?『トリガー』とは誰が作ったのか?
そして何故自分たちはここにいるのか?
頭を使え、能力を使え、
どんな逆境に立たされても、したたかに知略を廻らせ、
精神を跳躍させる者
「そんな人間だけが生き延びられる」
ここはそういう場所。
檀 ヒビキ

- 本作の主人公。
- 目覚める以前の記憶を失っており、自身の名前以外一切覚えていない。
- 非常に頭が良く、行動力にも優れる。
- 最前線の危険な状況下で大胆な行動を取ることもしばしば。
- アヴィリティ・トリガーは『コピー』。
- 触れた相手の能力をコピーして使用可能。
- コピーした相手の2m以内でしか能力を発動できない。
- 複数のコピーは不可。
- 別の能力をコピーすると、前の能力に上書きされる。
柊 サクラ

- 本作のヒロイン。
- 主人公『檀 ヒビキ』と共に行動する女の子。
- 主人公曰くとても可愛い声の持ち主。
- アヴィリティ・トリガーは『テレパス』。
- 離れた相手と思考で会話する能力。
- 近くでなら複数への使用が可能だが、距離が離れる毎に精度が落ちる。
伏 ユウト

- 幼い容姿の帽子を被った男の子。
- 公園で一人で遊んでいるところ、気が付くと、施設にいた。
- アヴィリティ・トリガーは『テレキネシス』。
- 手を触れずに物を持ち上げたりできる。
- 有効距離は約20m。
- 最大重量100kg程度。 自身を持ち上げることはできず、連続した仕様も難しい。
- 後に出会う『カルネ』という女の子が気になる様子。
岬 ハル

- 主人公『檀 ヒビキ』と共に行動する女の子。
- 優しく、礼儀正しい性格。
- 大人しそうに見えるが敵と戦う際は、生き生きとした場面も見られる。
- アヴィリティ・トリガーは『レーダー』。
- 潜水艦のソナーのように超音波を飛ばし、周囲の生物の位置を感知できる。
- 人間とそれ以外の区別はできるが、個人の識別は不可。
原 ダイゴ

- 主人公一行がバケモノに襲われ、ピンチのところを助けた。
- 自己中心的な性格で、仲間がピンチでも、自身にとって有益でない場合は見捨てることもある。
- アヴィリティ・トリガーは『パイロキネシス』。
- 炎を自在に発生させ、放つことができる。
- 威力は非常に高いが、連続での使用は不可。
- 再度使用するために5秒のインターバルを必要とする。
イックン

- 『原 ダイゴ』と共に、主人公一行をバケモノから救った一人。
- 謎が多く、言葉を発しない為、本名も不明。
- 胸に[109]と書いたプレートから『イックン』と呼ばれる。
- 会話の際、内容の理解はできているようだが。
- アヴィリティ・トリガーは『スナップジャンプ』。
- 視認している人間のそばに瞬間移動できる。
- 自身に触れていれば、他者も一緒に瞬間移動できる。
- 障害物などがある場合は能力は発動しない。
碧 リュウト

- 主人公がバケモノに襲われているところを助けた。
- クールで多くを語らないが、仲間想いで優しい性格。
- 登場人物トップクラスの戦闘能力を誇る。
- アヴィリティ・トリガーは『アイス・レイジ』。
- 対象物を一瞬にして凍らせる能力。
- 有効射程距離が短く、ゼロ距離でしか使用できない超接近戦トリガー。
カルネ・ヨンカース

- 主人公『檀 ヒビキ』一行に助けられたツインテールの女の子。
- 父親をアビスで亡くしている。
- アヴィリティ・トリガーは『サイコメトリー』。
- その場所に宿った記憶を視覚化させてみることができる。
- 視覚化する時間を選択することはできず、未知の部分が多い能力。
丈 一馬

- 『カルネ・ヨンカース』と共に『檀 ヒビキ』に助けられた。
- 基本的に温厚な性格で気になったことな調べないと気が済まない性格。
- 故に暴走気味な一面もある。
- アヴィリティ・トリガーの所持は不明。
本作の舞台となる、謎の場所。
研究所のような人工的な施設から、ジャングルのような自然にも溢れており、人が生活していた形跡もある。
至る所にバケモノと呼ばれる生命体が生息している。
アビスに生息する異形の生命体。人を捕食する。
その種類は形から大きさまで様々で、名前の付いた個体もいるようだが、誰が名付けたかは不明。
アビスで目覚めた一部の者が所持する手のひらサイズの機械。
所有者の能力を引き出す出力装置の役割を持ち、特殊な能力を使用できる。
『アビス』の魅力と感想
今回紹介する漫画は過去に『別冊少年マガジン』にて連載されていた『アビス』です!
全部で8巻のすでに完結している作品です。
この作品は『別マガ頭脳バトルコンペ』で第1位を獲得しているみたいですね。
まず最初にこの漫画、グロテスク要素が結構あります(汗)
スプラッターやパニックホラーなどが苦手な方はあまり見ないことをオススメします。
なんせ人が食べられたりします・・・・・
謎の場所で異形のバケモノを相手に頭脳と超能力で戦うのですが、
バケモノのデザインが怖すぎる!!
絶妙に気持ち悪いデザインをしています。
さらにそのバケモノが人を襲い、捕食します。
捕食以外のスプラッターシーンも多く、
モザイクかけてもいいレベルだと思います。
バイオ〇ザードなどのパニックホラーが好きな方にはきっとお気に召すかと!
ちなみに、筆者はグロ要素の強い作品が大好きなので、大好物でした(照)
物語の舞台となる『アビス』が一体どこなのか?
主人公たちは何故『アビス』にいるのか?
なぜ異形のバケモノが存在し、人を捕食するのか?
物語の本筋となる部分がわからないことだらけです!!
出口があるのか、何を目指せば良いのかもわからないまま
主人公たちは『アビス』を進んでいきます。
起きる出来事はバケモノによる強襲ばかり。
ゴールもわからずに進むストーリも、この物語を不気味に見せる要因でしょう!
もちろん主人公たちも丸腰ではありません!!
『アヴィリティ・トリガー』と呼ばれる機械を用いた超能力&頭脳戦!!
人を捕食するバケモノたちで溢れる『アビス』を
生き残るための唯一の手段です。
炎や、氷、テレパシーやサイコキネシスなど王道な能力も出てきますが
主人公の能力が『コピー』ということもあって、
応用力が非常に高く、様々な作戦でバケモノと戦います!
単純な超能力ではなく、様々な知略を駆使した戦い方にも注目してください!
知略と言いましたが、結構ムチャクチャなパワープレーが多いです(笑)
気になった方は、ページトップから『無料試し読み』もできますので是非読んでみてください!!
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