
作者 | 渡辺航 |
出版社 | 秋田書店 |
掲載誌 | 週刊少年チャンピオン |
レーベル | 少年チャンピオン・コミックス |
ジャンル | スポーツ・学園 |

この記事では【弱虫ペダル】がどんな漫画なのか?
『あらすじ』『登場人物』『主要用語』『感想』『おすすめの読み方』などの魅力をプレゼンさせていただきます!!
結構長い作品になりますので、今回は主人公が高校一年生時代のお話を主軸にご説明させていただきます!!
漫画:『弱虫ペダル』の説明書
千葉県立総北高等学校の新入生『小野田 坂道』は中学生時代は友達を作れず
高校こそは友達を作る為にアニメ・漫画研究部への入部を希望していた。
が・・・部員数減少の為、部活動が休止になっていることを知り
部活再開に向けてメンバーを集めることを決意する。
一方、車で登校中の『今泉 俊輔』は、通学路の斜度20度以上の激坂を
『坂道』がママチャリで登る姿を発見していた。
見間違いだと思い、『今泉』は『坂道』に勝負を挑むが、ギリギリ今泉の勝利となった。
数日後、坂道は関西で中学時代に自転車競技で活躍していた『鳴子 章吉』と仲良くなり、
鳴子は坂道の思わぬ自転車の才能を目にする。
二人との出会いにより、自転車の面白みを知った坂道は自転車競技部への入部を決意する。
小野田 坂道

- 本作の主人公。
- 総北高校1年生。
- 小心者のオタクであり、高校進学をきっかけにアニメ・漫画研究部に入ろうとした。 しかし、『今泉 俊輔』と『鳴子 章吉』との出会いにより、自転車レースの魅力に惹かれていく。
- 母親に愛用のママチャリを遠くへ行けないように改造され、 その自転車で片道45kmの秋葉原に足繁く通った結果、驚異的な自転車の才能を身に着ける。
- 目標に一途なメンタルや、身軽な体躯、高回転、且つブレないペダリングを高く評価されている。
- ポジションは山などの斜面を登ることを得意とするクライマー。
今泉 俊輔

- 総北高校1年生。
- 整った容姿且つクールで真面目な努力家。
- 女子からの人気も高い。
- 中学時代から自転車レースで県内トップクラスの実力を持っていたが、ある大会での敗北をきっかけに厳しいトレーニングに日々勤しむ。
- 登校時に通学路の激坂をママチャリで通う『小野田 坂道』の素質を見抜き、自転車レースを挑む。
- 能力は全てが平均的に高く、どんな状況にも対応できるオールラウンダー。
鳴子 章吉

- 総北高校1年生。
- 熱血で人情に厚くまっすぐな性格。
- 関西では「浪速のスピードマン」と呼ばれるほど名の知れた自転車レーサー。
- 目立つことを信条にしており、「速いのが一番目立つ」という考えだが、あくまでレースに勝ってこそという考え方。
- 秋葉原で偶然知り合った『小野田 坂道』と共に、自転車競技部へ入部する。
- ポジションは平坦な道を得意とするスプリンター。
- 斜面は苦手。
金城 真護

- 総北高校3年生。
- 自転車競技部の主将兼、エース。
- 基本的に無口で部員に対して厳しい一面を持つが根は優しく、過酷な試練で後輩たちの素質を引き出そうとしている。
- その実力は2年生の頃からエースと呼ばれるほどで、どんな逆境にも諦めず勝利を求める精神力の持ち主。
- 「石道の蛇」の異名を持つ。
- ポジションはオールラウンダー。
画像引用:漫画「弱虫ペダル」/渡辺航/秋田書店
巻島 裕介

- 総北高校3年生。
- 長い手足と独特な色の長髪が特徴。
- 気遣いや会話を繋ぐのが苦手な性格だが、同じ3年生『金城 真護』と『田所 迅』に促され後輩の『小野田 坂道』との新興を深めるように努力している。
- 独特な体格の長い手足を生かし、自ら編み出した走法を行う。
- その走法から『ピークスパイダー』の異名を持つ。
- ポジションはクライマー。
田所 迅

- 総北高校3年生。
- その巨漢な見た目の通り大食漢。
- 豪快な性格だが、細かいところに気を配れる繊細な性格。
- 部員に対する、面倒見も良い。
- 『暴走の肉弾頭』の異名を持ち、チームの先頭で走る様子は『肉弾列車』と呼ばれる。
- 強靭な肺を持ち、その肺活量は成人男性のおおよそ2倍。
- ポジションはスプリンター。
手島 純太

- 総北高校2年生。
- 長めの髪の毛に癖が強めのパーマが特徴。
- 自身を凡人と評しており、実力も平凡。
- 非常に頭の回転が速く、総北高校では珍しい戦略家タイプ。
- 探求心が強く、ライバルの走りを研究したり、隠れて練習したり努力家の一面もある。
- ポジションはクライマー。
青八木 一

- 総北高校2年生。
- 目が隠れるほどの長い髪前の毛が特徴。
- 暗めの外見と無口な性格。
- 実力はあるが、自身のマネジメントの下手さからイマイチ芽が出ない。
- 同じく2年生の『手島 純太』と隠れて特訓するなど、努力家。
- ポジションはスプリンター。
寒咲 幹

- 総北高校1年生。
- 総北高校自転車競技部のマネージャー。
- 芯が強い性格。
- 実家が自転車販売店ということもあり、大の自転車好き。
- 自転車の話になると目の色が変わる。
- 自転車で秋葉原へ向かうという『小野田 坂道』に興味を持つ。
福富 寿一

- 箱根学園3年生。
- 自転車競技部主将にしてエース。
- トゲトゲの金髪に太い眉毛が特徴。
- ロードレーサー家系に生まれたサラブレット。
- 自負心が強く口癖は「俺は強い」。
- 過去のレース中に『金城 真護』とトラブルがあった。
- 全てにおいて高い能力を持ち、如何なる状況でも実力を発揮する。
- ポジションはオールラウンダー。
真波 山岳

- 箱根学園1年生。
- 人当たりは良いが、遅刻癖がありルーズな性格。
- 自転車が大好きで坂を上ると自然に笑顔が溢れ、生を実感している。
- 数いる箱根学園自転車競技部の中で、1年生ながらレギュラーを取るほどの実力をもつ。
- 風を読むことで加速する技法を使うが、加速の際に背中から羽が生えたように見える。
- ポジションはクライマー。
東堂 尽八

- 箱根学園3年生。
- 自身を美形と評するナルシスト且つ、ポジティブな性格。
- 観客に対して指差しポーズをとるなど、レース中もしっかり格好つける。
- 無駄のない動きでペダリング際の音が聞こえずに追い越されることから、『眠れる森の美形』の異名を自称している。
- 総北高校の『巻島 裕介』とライバル関係にあるが、お互い仲が良く連絡も頻繁に取り合っている。
- ポジションはクライマー。
新開 隼人

- 箱根学園3年生。
- 余裕のある雰囲気に、分厚い唇とタレ目が特徴。
- 常に補給食を携帯しており、レース中などによく食べている。
- 鬼のような形相でスプリントを行う様子から『箱根の直線鬼』の異名をもつ。
- 過去のある事件がきっかけでトラウマを抱えているが、様々な大会で優勝を飾る程の実力。
- ポジションはスプリンター。
荒北 靖友

- 箱根学園3年生。
- 何ごとにも冷めた態度をとるが、チームに対して愛着も深くアツい性格。
- 過去に怪我でスポーツを断念し、荒れた生活をしていたが、 『福富 寿一』に誘われ自転車を始める。
- 『運び屋』と評されるほどの長距離を得意とし、ゴール手前でのアタックも、上り坂もエース級の実力。
- ポジションはオールラウンダー。
泉田 塔一郎

- 箱根学園2年生。
- 長いまつ毛と、鍛え抜かれた筋肉が特徴。 自身の各筋肉に名前をつけている。
- 筋肉の反射反応で相手実力を察知したり、筋肉と会話をする。
- 基本的にジャージの前チャックを開けており、本気の時は閉める。
- スプリント中は口癖の『腹筋』を連呼する。
- ポジションはスプリンター。
御堂筋 翔

- 京都伏見高校1年生。
- 異様な雰囲気に奇声を上げるなど、かなり不気味選手。
- 一年生ながら京都伏見高校の自転車競技部を統率しており、エース。
- 実力もすべてのスキルが高く、戦略家の一面も見せる。
- 自身の伸長に合わない異様に小さいロードレーサーを軽量化と評して愛用している。
- ポジションは作中に明記されていないが、どのポジションでもエーススプリンター級である為オールラウンダー寄り。
自転車競技、ロードレース用の自転車。
一般的な自転車よりも軽量で耐久性が高く、タイヤが細く速く走ることに特化している。
変則ギアを搭載しており、前後で10~20段階ほどのギアチェンジが可能なものもある。
ロードレーサーを用いたレース。
レースに伴う日数や、個人、チーム戦など様々なレース形態が存在する。
ロードレースにおいて『クライム』『スプリント』さらにアシストなどすべての役割をこなすポジション。
平坦な道を得意とする、直線スピード特化のポジション。
山や斜面などを得意とするポジション。
ここからは、より個人の感想モリモリでプレゼンします!
今回紹介する漫画は過去に『週刊少年チャンピオン』にて連載中の『弱虫ペダル』です!
『弱虫ペダル』は自転車レースが題材の漫画になります!
自転車レースってあまり馴染みがないのではないでしょうか?
例えば『競輪』とか?
『弱虫ペダル』は一般公道を自転車で走るレース。
『ロードレース』を題材とした漫画です!!
そんな『弱虫ペダル』の魅力ですが、まず・・・
とにかくスポ根でとことんアツい!!
高校生の主人公たちが、他校の選手たちと繰り広げるレースがアツすぎます‼
選手一人一人にドラマがあり、その背景や想いがストレートに描かれています。
特に3年生の選手たちにとっては、限られた時間での戦いになります。
3年生たちのレースにかける想いや葛藤、
そして、その想いを背負い、喰らいつく後輩の選手たち。
登場人物一人一人、戦いの一コマ一コマに
読者を飽きさせないアツさがあります!!
「え?どこにでもある普通のスポ根漫画じゃない?」
そう思った方もいると思います。
『弱虫ペダル』が他のスポ根漫画と徹底的に違う点は
一つのレースに3つのクライマックスがある!!
『弱虫ペダル』はチーム戦の『ロードレース』を題材としています。
このチーム戦の『ロードレース』のルールにその秘密があります。
レースとは、スタートからゴールを目指すのが普通ですが、
『ロードレース』の性質上、一つのレースにゴールが3つ設定されています。
例えば、
・平坦な道『スプリントリザルト』
・山などの斜面『山岳リザルト』
・レースの『最終ゴール』
この3つのゴールそれぞれに激アツの展開とストーリーがあります!!
チームの為に、自身の為に戦う選手たちにきっと心打たれると思います!!
そして私が漫画にとってもっとも重要視するポイント。
登場人物たちの関係性が素敵!!
主人公は高校1年生の新入部員なので、もちろん先輩もいます。
厳しくも、後輩を想い接する先輩や、
その声に応える後輩。
はたまた登場人物たちをサポートする仲間など
一言で伝えると、とにかくいい関係!!
少年漫画、スポーツ漫画によくありますよね?
主人公を敵視するあまり、闇落ちする登場人物。
主人公の仲間はもちろん、他校のライバルたちも
自転車を軸にそれぞれが尊敬しあっているような、
一言で伝えると、とにかくいい関係!!(2回目)
スポーツマンシップ溢れる友情のストーリーを期待してください!!
こんな人は是非読んでみてください‼
- スポ根漫画が好き。
- 自転車が好き
- アツい展開が好き
- 漫画はクライマックス感が重要
- 貧弱主人公が成長するストーリーが好き
- 登場人物の関係性の良さが重要
①とにかくアツい展開を楽しんでください!!
作中に登場するロードレースの試合はとにかくアツい展開の応酬です!
それは登場人物たちが繰り広げる展開に胸やけしそうになるくらい!
激熱で感動の展開に大注目です!!
②ルールとかは気にせずとにかく読んでみる!!
スポーツ漫画にありがちですが、
「馴染みがない」
「ルールがわからない」
「専門的で入りにくそう」
などのハードルがありますが、とにかく読んでください!!
単純にチームで行う自転車レースという解釈で読んでいただければ十分楽しめます!!
③自分の推しキャラを見つけてください!!
様々なキャラクターが登場する中で、それぞれが個性的で魅力的なキャラばかりです!!
きっとあなたの推しキャラも見つかると思います!
今回も自己満足PRにお付き合いいただきありがとうございました‼
今回は『週刊少年チャンピオン』にて連載されていた『弱虫ペダル』をプレゼンさせていただきました!
実は弱虫ペダルに影響されて過去にロードレーサーを買ったことがあります!
当時は学生だったので、ウキウキで急斜面の山を登ったものです(笑)
まぁ、普段スポーツをあまりしないので
完全に吐きましたけどね(^^;)www
今は劣化で手放してしまったのですが
機会があればまた乗りたいですね( *´艸`)
ちなみに今はミニチャリで職場まで爆走する毎日です(笑)
※自転車に乗る際は交通マナーを守って走行しましょう!!
次回もお時間ありましたら是非お付き合いください!!!
今回も長々とありがとうございましたヾ(≧▽≦)ノ
Allen
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